フリーゲージトレイン(FGT)という言葉をご存知でしょうか?異なるゲージ(レール幅)の区間を、車輪の幅を可変することにより、乗り換えの手間を省き直通させる列車のことです。昨年暮れよりFGTの耐久試験がJR予讃線・坂出‐多度津‐伊予三島間で行われていたのですが、やのきちの住む観音寺付近では、その運転が平日朝に限られていることもあり、今まで撮影に行くことはありませんでした。夏が近づき日の出の時間も早くな...
徳島県三好市池田洲津井関・箸蔵近隣公園で開かれた博愛まつりに、大野原龍王太鼓が出演しました。博愛まつりは今回で33回を数えるとあって、地元では広く知られる、盛大な福祉イベントのようです。駐車場から会場に行く道の途中で、博愛まつりのポスターを発見。なんと、大野原龍王太鼓がメインに扱われているじゃないですか!阿波踊りやゆるキャラなど数多くのステージイベントがあるにもかかわらず、まるで大野原龍王太鼓のコン...
丸亀市津森町 丸亀城西高校の北側に4月にオープンした手打ちうどん龍(たつ)三豊市高瀬町の渡辺で修行されたお弟子さんが、独立オープンしたお店です。入り口を入ると、L字に配置されたカウンターがあり、左手奥には小上がりが。本家の渡辺を横に広げたような店内、広がった部分には2つのテーブル席もあります。木製の腰掛が並ぶカウンター。こんなところも渡辺と同じです。メニューには、本家にはない“肉”や、各種ぶっかけの文...
旧青函連絡船・羊蹄丸が、愛媛県新居浜市の黒島埠頭で公開されていると聞きつけて行ってみました。この羊蹄丸は青函連絡船廃止後、東京の船の科学館で展示されていたもの。今回の公開終了後は、先進国型シップリサイクルシステム確立の研究のため解体されるとのこと。その意味は私では理解できませんが、つまりは羊蹄丸最後の一般公開となるのです。残念ながら塗装は色あせていますが、まるで客船のような優美な姿は見るものを虜に...
本堂の天井に広がる天井絵いくつもの花が描かれています。限られたスペースの中に描かれた数々の絵一つ一つが色を持ち、また多くが集まって見るものを圧倒してきます。以前、立江寺をお参りした時のことを拙ブログにアップした際、先達の松本様(http://ameblo.jp/henrosendatsu/)から『立江寺の門前で売られている立江餅が最高に美味しいですよ』とのコメントをいただいていたことを思い出しました。酒井軒本舗 この店のようで...
当地で修行中の弘法大師に会うために来た大師の母君・玉依御前(たまよりごぜん)は、この寺で髪をそられ出家されたのだそうです。その髪を納めた剃髪所が大師堂のすぐ隣に建っています。2012-05-04参拝過去の参拝記事はコチラ→http://yanokichigakita.blog.fc2.com/blog-entry-1037.html...
弘法大師が自分の杖で一夜にして掘ったという面影の井戸井戸寺の寺号の由来の井戸です。日限大師堂の中に井戸はあります。覗いて自分の影が映れば無病息災、映らなければ3年以内に良くないことが…。今回は覗かずに帰ることにしました。だって、もし映ってなかったら嫌ですからね。2012-05-04参拝過去の参拝記事はコチラ→http://yanokichigakita.blog.fc2.com/blog-entry-850.html...
三豊市詫間町詫間 骨付き鳥の的(まと)店の前にはヤツデ やのきちが子供の頃はウチにもありました。でも、最近は見ることが少なくなりました。メニューはいたってシンプルで、骨付き鳥の親・若のみ。他は鳥が焼きあがってくるまでのつまみに、冷奴と豆(はじき豆=フライビーンズ)があるだけです。取りあえずは豆をあてに、ビールでのどの渇きを潤すことにしましょう。なんでもない豆ですが小粒で食べやすく、皮を捨てる小鉢も...
- @
- 2012-05-13
- 食
- トラックバック : 0
観音寺は住宅街の中にある、こじんまりとした札所です。駐車場からみた境内左手が本堂、右手に鐘楼門、奥に大師堂がコンパクトにまとめられている印象です。鐘楼門の両脇はいくつもの寄付石が立ち並び、塀の代わりとなっています。2012-05-04参拝過去の参拝記事はコチラ→http://yanokichigakita.blog.fc2.com/blog-entry-851.html...
1996年に消失した大師堂の跡は、いつになっても再建整備される様子はありません。取り除けて更地にされていることも無いので、余計に荒れた景色が目についてしまいます。仮の大師堂では、賽銭箱の向こうに、大師堂の額が無造作に置かれています。おりしも係りのおばさんが、ジャラジャラと大きな音をたてて賽銭箱の中からお金を回収し始めました。参拝客の目の前で、まるでその存在を無視するかのように。色々な要素が重なって、お...
境内に一歩足を踏み入れて先ず目に入るのが流水岩の庭園です。ゴツゴツとした自然石がむき出しになった、荒々しい『庭』です。常楽寺が岩盤の断層の上に立つため、この一種独特の風景を持つこととなったのです。本堂の前に大きなアララギの木があります。あららぎ大師と呼ばれ、糖尿病・眼病にご利益のある霊木です。本堂の側から見たあららぎ大師五つほどに分かれた木のまたの部分に、お大師様がおいでました。2012-05-04参拝過去...
今朝、新聞と一緒に届けられた、販売店よりの粗品黄色と黒のタイガースカラーの、とても素敵なノートブック。でも表紙を良く見ると 2012Schedureの文字が。眠い目をこすって新聞の日付を確認したら、今日は2012年5月8日何度確認しても2012年5月8日 けっして2011年12月8日ではないのです。どうして今頃、こんなものが届けられたのでしょう?まさか販売店が処分に困ったわけではないでしょうけど…。ゴミに出すにも、紙・プラ・鉄と...
第4番に続いて四国霊場2ヶ所目の大日寺大日寺なのにご本尊は大日如来ではなく、十一面観世音菩薩となっています。大日寺では、第12番焼山寺で一緒になった、赤い杖の先達さん一行とまた一緒になりました。皆さんのいでたちからして違いますね、決まっています。唱える般若心経も手馴れたもの、つい聞きほれてしまいました。2012-05-04参拝過去の参拝記事はコチラ→http://yanokichigakita.blog.fc2.com/blog-entry-840.html...
お遍路二日目は第12番焼山寺から焼山寺は四国霊場のなかで二番目に高いところにある札所です。駐車場からの参堂から眺めた景色随分高いところにあると感じると同時に、ほぼ同じ目線に集落が点在することに驚きました。境内では大勢のお遍路さんが参拝中お杖立てには何本もの赤い杖…先達さんが大勢来ているようです。焼山寺から少し下ったところ、県道脇に杖杉庵(じょうしんあん)という御堂があります。杖杉庵は四国遍路の元祖と言...
藤井寺の名前が表すように、お大師様のお手植えと伝わる藤の棚があります。ただ見ごろには少し早かったようです。前回参拝の時は少し遅すぎ。 花の見ごろって結構難しいものですね。藤井寺から次の札所・焼山寺へは、歩き遍路最大の難所と言われているところ。本堂脇に遍路道の入り口があります。歩き遍路にあこがれもありますが、先の切幡寺の333段の階段でふうふう言っている身では、叶うことの無い話のようです。2012-04-28参...
ここまで自動車で快適にドライブ遍路をしてきた身にとって、最初の“試練”訪れるのがここ切幡寺歩きのお遍路さんからすると、鼻で笑われるのは1%も疑う余地は無いのだけれど、やのきちにとっては間違いなく最初の難所なのです。駐車場に車を止めて333段の石段を登ります。途中にあるお加持水残念ながらあまり綺麗な水じゃなさそうです。「口に含むのなら、真ん中の水が流れているあたりをどうぞ」とは、行き合わせた先達さんの言...
法輪寺は田んぼの中にポツンとあるお寺。田んぼの中だから駐車場から境内までフラットなのです。フラットだから人に優しいのです。写真を撮りわすれましたが(撮りづらかった)、トイレや納経所はバリアフリーなのです。境内は本堂と大師堂が並んで建ちます。さすがにお堂までバリアフリーとはいきませんが、当日も施設の方が車椅子で春の一日を楽しんでいました。法輪寺のご本尊はお釈迦さま。四国八十八箇所には他にも釈迦如来を...
熊谷寺といって先ず思い浮かぶのがこの二王門(山門)高さ13m、和様唐様・折衷様式のこの門は徳島自動車道からもその堂々とした姿を見ることができます。駐車場からは境内と逆方向にあるのですが、遠回りしてでも一見の価値のある門だと思います。コチラは中門中には極彩色の像が立っています。大師堂の額上部に菊の御紋があります。この文字が昭和天皇の手によるものだと、ちょうど行き合わせた先達さんに教えていただきました。...
四国霊場7番十楽寺から9番法輪寺は徳島県阿波市土成町にあります。土成町の名物といえばたらいうどん たらいうどんのお店を探して国道318号線を北上します。道の駅どなりを過ぎたあたりからたらいうどんの看板が目立ち始めます。何の事前情報も調べてなかったので、車の切れ目を見つけ入り易いところで食べることにしましょう。入ったお店は樽平 国道から宮川内谷川に一段下がったところに駐車場があります。店内はさらに階段を...
お遍路初日、ここまで参拝してきて朱塗りの山門の多いことに気付きました。2・3・4・6番と4つのお寺が朱塗りの山門を構えています。十楽寺山門朱というよりは紅に近い、一際鮮やかな山門です。すぐに遍照殿と呼ばれる中門があります。上層にある愛染堂に入ってみました。真っ赤に燃える愛染明王は愛欲貧染の煩悩がそのままあることを悟らせる明王で、縁結びの本尊なのだそうです。『良縁祈願』 どうやらやのきちには関係ないようです...
約2年ぶりに訪れてみるとなにやら景色が違います。本堂正面に大きな下屋(拝殿)が出来てました。本堂が見えないのは残念ですが、これなら雨の日や日差しのきつい真夏でも、幾分楽にお参りが出来ることでしょう。安楽寺の山号は温泉山 かつての境内から温泉が沸くことでこの名前がついたそう。今でも境内に温泉つきの宿坊があり、お遍路さんに喜ばれているのだそうです。新しくできた拝殿の下にはこんなものが…『金の温泉』『銀の...
山門の後ろに大きな銀杏の木が見えます。たらちね銀杏と呼ばれる、樹齢800年を超える大銀杏です。ここ地蔵寺はすぐ裏手に奥の院・五百羅漢堂があるのですが、時間はもうお昼前。できれば一日で11番藤井寺まで済ませたいので、奥の院は前回参拝したことですし今回は先を急ぐことにしましょう。2012-04-28参拝過去の参拝記事はコチラ→http://yanokichigakita.blog.fc2.com/blog-entry-784.html...
四国八十八箇所には同じ名前(寺号)のお寺があります。一番多いのが国分寺。各県1ヶ寺ずづで4ヶ寺あります。次に多いのがここ4番を初めとする大日寺 他に13番・26番とあわせて3ヶ寺を数えます。山門をくぐると正面に本堂が建ちます。数多くの緑に囲まれた清々しいお寺です。睡蓮鉢がありました。この日は風もなく穏やかなお日和 中ではメダカが日向ぼっこをしているようでした。2012-04-28参拝過去の参拝記事はコチラ→http://yanok...
丸亀市飯野町にあるよしや先月27日、丸亀に仕事があり久しぶりに訪ねてみました。不揃いでねじれのある、手打ち・手切りのうどんこれで中=2玉ですが、一般的な1玉(約200g)からすると小さめです。3玉にすれば良かったと思ったやのきちですが、何軒も食べ歩く人にとってはある意味ありがたいかも知れませんね。オプションはげそ天と竹の子の天ぷら。普段は野菜の天ぷらなんぞ、うどん屋さんではめったに食べないのですが、仲南産の...
鮮やかな朱塗りの門をくぐり境内に入ります。広々とした境内の正面にある本堂なだらかに曲線を描く瓦が印象的で、暫く見とれてしまうほどです。車でお遍路をしていると、行く先々で同じ方と一緒になります。今回も一番からここ三番まで、一組のご夫婦とほぼ同じペースでお参りしました。このご夫婦、ご主人が拍子木を鳴らし、お二人が大きな声で読経されています。そのお経の上手なこと。お二人の横でお経を唱えるやのきちといえば...
四国二番・極楽寺は安産祈願の寺として信仰を集めます。明治の頃、難産に悩む女性が、夢にでた弘法大師の勧めにより四国遍路を始め、無事結願の後男の子を出産。その女性が奉納されたのが、大師堂の前に立つ安産修行大師像なのだそうです。子授招福大師の像もありました。どちらも今のやのきちには直接関係がなさそうなので、軽く会釈をして前を通り過ぎたのです。境内には大師お手植えの長命杉と呼ばれる大杉もありました。その霊...